釣り自作好き爺

かやウキの製作依頼を受ける。(OD1)

海釣用の3号のかやウキの製作依頼を受けることに

フリーマーケットで私のウキを購入されたお客様から新たに3号のかやウキを出来れば3本作って欲しいとのご依頼を受けました。ただ、海上釣堀用のウキでなく堤防、岸壁用で使用する海釣用のかやウキの製作依頼でした。この違いは私にとっては大きな課題でした。何故なら、今までの自作のウキは海上釣堀用で自分でも使用してきて改善点が出ればその都度改善してそれなりに問題なく使用してきたのですが、これまでの自作ウキを海上釣堀以外で使用したことがないのでどんな改善点、問題点が出るのか分からないからです。これは私にとってはかなりの不安材料になりました。結局のところ考えられる不安材料は自分なりに対策を取っ作ってみることにしました。これで、もし、使用上で問題点がでればご使用者様からご指摘を受けて改善していくことにします。

耐久性を意識する。

ウキの耐久性を意識して作ることににしました。耐久性でやや不安を感じていたの所を改善しました。変更点は足部のソリッドのテパー部はやや太めにする。ウキかんは市販のウキかんを使用する。かやの割れを防ぐための糸巻個所を下部だけでなく上部にもする。パイプトップの径は太くする。これらを変更するればウキ耐久性は上がると思っています。

かやウキの3号はどんなウキ

かやの太さは10mm程度のかやウキだとボディ部だけで長さは25cm以上になるかと思います。私は重さを出したくないので足部におもりを付けないのでウキの安定性を出すために足部のソリッドは10cm以上の長さが必要です。ただ、実際のところ3号のウキを作るのですがカヤの長さがよくわからない。これまでの経験値で作ります。果たしてあっているのかこれも不安です。

製作途中のウキの紹介

この3号ウキの全長はトップを短くカットしない場合は60cm以上になります。

トップ部はウメズ社のパールトップ3.5mmを使用しています。思うにトップは接着はしないで脱着式でもいいのではと考えています。ただ、脱着式の場合はパイプトップと芯材との密着性が求められます。密着性が甘いとパイプトップが使用中に抜け落ちることになります。

足部のソリッド径は2ミリで長さは12cm程度です。また、ソリッドはかやと足部の接合部の衝撃を減らす目的で中央部をやや細くテーパー加工しています。

これからの制作工程は

トップの芯材(竹ひご)の接着、ボディ部の着色(紫色)で着色箇所はかやの風合いも出したいので上部と下部のみ、パイプトップの蛍光塗料の配色はへらうきのトップのような配色で着色の幅は広めに、デカールシールでウキ名の制作と貼り付けです。完成のめどは2週間から3週間後に

かやと足部のソリッドの接手部は衝撃を受ける個所なので割れやすくなります。これを防ぐため糸巻で補強しました。

トップ部はさほど衝撃をうけないので必要はあまりありませんが一応糸巻をしました。

1号ウキ(下)と3号ウキ(上)の比較です。3号ウキはこの大きさであっているのかやや不安です。ボディ部の着色はアクリル絵具で十分に乾燥させたあと二度塗りを行ないます。アクリル絵具は十分に乾燥させると耐水性がでます。

かや上部に金線をいれる。かやに金線を引くのは難しい。どうしても太い線になります。

かや下部にも金線をいれる。金線を引くとウキのグレードがあがる気がしています。また、どうしても金色に目が行きます。

ウキにデカールシールで名を入れる。ウキに名を入れるとグレードが上がります。

足部の下部にも細い金線を入れる。金線が太いとさりげなさがなくなります。なお、この細い金線の引き方ですが太い金線の上に紫色を上塗りして金線を細くしていきました。ちょっとまがい物気味の金線の引き方です。

3号(右)かやウキのトップの着色は7箇所で1号(左)のウキは8箇所です。1号のウキの方が黄緑色がかやの紫色に上になりマッチしているような気がします。ただ、3号のウキは岸から離れた場所でもトップを見やすくするためと風にも負けないようにバランスを考えてこうなったのですが、残すはボディ部の2液ウレタン塗料の塗装のみですが、2液ウレタン塗料のB剤が乾燥して使い物にならりませんでした。2液ウレタン塗料のB剤は長期保存は無理なようです。買い直すことに、B剤のみでは売っていません。

◎浮力の確認をしました。

懸念をしていたのが、3号の予定で作ったウキがはたして計算通りの浮力があるのかという点でした。これを確かめるため自宅で3号のおもりとスナップ付サルカンをウレタン塗料の塗装済みのウキに付けて3本とも浮力を確かめることにしました。ウキがこの位置ならウキの号数は3.3号程度かもしれません。実際のところ、ウキの制作前には3号より軽いのは厭だったので計算上で3.1から3.2号を想定して作っていましたが、

◎トップの蛍光塗料の塗り方について

今回トップを蛍光塗料で着色する際に感じたことがありましたので投稿します。着色には方法としては①黒色の帯以外の色を先きに着色してから後に黒色の帯を塗る方法と②先に黒色を着色して、その後に黒色以外の蛍光塗料を塗る方法あります。私は黒色は重ね塗りもできるので簡単な方の①を採用してきていましたが、太いパイプトップの場合はこの方法がどうも上手くいいかずやり直しが増えて時間を要してしまいました。次回からは重ね塗りができないためやや難しくなりますが②の塗り方を採用して行こうかと思っています。

トップの着色方法は方法①は先に蛍光塗料を塗って、その後に黒色の帯を引く方法です。この方法は下地の蛍光塗料の上に黒色の重ね塗りができます。

かやの補正方法は

かやは自然に生えている植物であるため、どうしても湾曲、反りがあります。これがウキ作りにおいては厄介なことになります。この湾曲の癖を取るにはかやをガラス成型器を熱して湾曲箇所を補正していく方法があります。ただ、この方法も太くて長いかやになると補正しきれなくなります。太く長いかやを補正していく方法は私の場合は竹竿の補正と同じ要領で行っています。コンロやアイロンでかやの湾曲部を焦げないよに熱してから両端を握って真っすぐにしていきます。これである程度かやの縦方向は真っすぐになりますが完全には補正しきれません。また、かやの切り口が楕円状になっているのも多くありますが、この場合は径にあったガラス成型器を使って真円状にしていきます。ガラス成型器は上部用と下部用があります。綺麗な絞りのかやウキを作りたいなら高額にはなりますがガラス成型器を使ったほうがよいかもしれません。

上部用のガス成型器で絞りが急になっている。径は9.5mm

下部用のガラス成型器で絞りが緩やかです。径は9mm

ウキを作り終えてようやく完成

刷毛塗りで二液ウレタン塗料を3回から4回程度ボディ部に塗ってから一週間ほど乾燥させて塗料を硬化させました。その後、800番から2,000番の耐水ヤスリで空磨きをして、コンパウンドで磨きようやく完成させることが出来ました。製作には3週間以上を要しました。

製作時での反省点、課題点は

1.かやの浮力はちょっと想定より大きかった。3号が3.3号に

2.かやの反りが3号になるとでた。完全には修正しきれなかった。

3.遠投用のトップの配色が分からなかった。

4.ウキのトップの径が細いような気がしている。

5.耐久性は意識してきたがウキの耐久性は分からない。

6.ボディ部はウレタン塗料で刷毛塗りでしたがややむらが出ている。

◎作り終えての感想

3号のかやウキの制作はやはり難しかったのと、良いかやが手に入り難いことです。たまたま、素材の太いかやがよく行く釣具店で沢山売っていたので、その中から良いかやを選ぶことが出来ました。30本近くのなかから3本を選ぶことができました。これが、ネットで購入でもしたら選ぶことができないので、良いかやは中々手に入らなかったと思っています。ですから、次回も同じ3号のかやウキを作る自信がありません。良いかやが手に入れることが難しかしいからです。良いかやならもっといいウキがと思っています。

モバイルバージョンを終了