ウキを作る。(かや2)
ウキの号数は1号から1.5号程度とします。
かやのボディ部の製作にあたり、まず、自分は何号のウキを作りたいのかを決めなければなりません。最近は、私はだいたいは1.0号から1.5号までのを作っています。この号数が一番良いと思っています。2.0号程度になると、おもりが大きくなり餌の沈下速度が速くなりますので食いが悪くなると思っています。ただ、この号数でネックになるのはエサ取り対策です。激しいエサ取り時には不向きです。ですから、夏場は1.5号程度にして、冬場は1.0号程度を使用します。今回は1.0号から1.5号程度のウキの作り方を紹介します。
◎かやの長さは
今回は1.0から1.5号までとしますので、かやの長さを決めなければなりません。しかし、かやの太さは一定ではありません。下の表はかやの想定の号数です。だいたいはあっているかと思います。参考にしてください。例えば、かやの径が8ミリだと180ミリから230ミリ程度で何本か作ってみてみても

なお、かや号数表は私の表ですが、実際に作ってみると多少の違いはでできますのでご容赦ください。また、条件としてウキトップはパイプトップ2.3mm約25cm程度としています。2.9mmなら号数は若干短くします。なお、かや径はボディ部の中央部の径です。なお、かやの径を計る時はノギスを使っていますが、百円ショップでも売っています。
ここで、知っていただきたいのですが、かやが太いと加工が難しくなります。太いとカット後に糸で絞っても曲がらず絞り込みができません。また、カット部の合わせ目も目立ってきます。9mm以上の太いかやを加工するのはかなりの技術を要します。ですから、最初はかや径は7mmから8mm程度までが無難だと思います。また、6mm以下だとかやの長さが相当長くなり、足を短くしていかなけれなりません。胴長短足となります。
◎かやをカットする。
長さを決めたら、次にかやをカットする方法ですが、まず、サイズを決めて、カット部に極細ペンでマーキングします。そしてマーキング横に養正テープを巻きます。これはかやをカットしている時に割れを防ぐためです。そして、カットする方法はカッターナイフをマーキング部に沿ってかやを回しながらのこぎりで切るような要領で芯部まで少しずつ切り込みを入れていきます。一気に行くとかやが割れていしまうことがあります。カットし終えるとカット部が平らでない場合があります。この時は、紙ヤスリで平にしていきます。

養生テープでかやを巻いてからカットしていきます。カットはカッターナイフでよいのですが、細工のこぎりのほうが効率よく切れます。

長さとおりのカットをし終えたら、次に絞り加工作業時での割れを防ぐため、かやの上部と下部に養生テープをさらに巻いていきます。
かやの切れ込みの長さを決めていくのですが、カットの長さが長い場合は絞り込み易くなります。この反対に短い場合は絞り込みが難しくなります。通常は足部はカットを長くし、トップ部は短くします。今回の絞り込みサイズはトップ部は2cm程度とし、足部は5から6cmとします。次にカヤの成型時の割れを防ぐため養正テープを切れ込みサイズのやや下に巻きます。仮に切れ込みを2cmとするなら1cmプラスの3cmの部分に巻きます。足部も同様にプラス1cmの部分に養正テープを巻きます。

カットしたかやを極小円定規に差し込んで、マーカーでかやに印を入れる。最初は4等分でもいいので、定規の印を使う。等しく分割しないと絞りが歪になります。難しい作業です。

印を入れた部分にカッターナイフで切れ込みをいれていきます。要領は少しずつ、カッターナイフを上下にゆさぶりながら切れ込んでいきます。

切れ込みの深さは養生テープの部分までいれます。

次に、カットしたかやの中央に印をつけます。

中央の印をめどに大まかにカッターナイフで削り過ぎないようにカットから、紙ヤスリでさらに削っていきます。なお、切れ込みをいれた奥の部分は削りません。形状はフリーハンドです。

合わせ目にやや隙間がでていたら紙ヤスリで調整しながら削っていきます。この位なら、問題はないかと思います。

絞り込んだかやの先端を定規に差し込みます。

ここに、精密ヤスリの棒を差し込んで、先端の中綿を削っていきます。ソリッドが2ミリだと定規の1.9ミリ程度までかやの先端を削って絞り込んでいきます。1.5ミリだと1.4ミリで
◎ウキの形状は
ウキの形状としてボディ部のトップをなで肩にするのか肩を張った形にするかがありますが、肩を張った形にする場合は絞り込みが難しくなります。また、この形状にすると、餌を付けた時にウキのあたり位置をボディ部でなくトップ部しないと、感度が悪くなります。言い換えますと、あたりを待つ時にウキのトップ部しか見えていないようにすることです。ボディ部が見えていると感度が悪くなります。また、肩の張った形状にするとウキのなじみが早くなると思っています。また、足部を長くしてもなじみが早くなります。


これまでこだわってウキを作ってきていますが、安定感はあるものの残念ながら海上釣堀では目に見える釣果は上がっていません。ウキによる差異はさほどは無いようです。ウキ作りは自己満足に近いものかも知れません。


