明日海上釣り堀に行きます。(その31)

まだまだ寒さはありますが陽ざしは春を感じさせられます。そんな中、明日何時もの海上釣り堀に行きます。
釣れている魚種は水深が浅く水温も低い海上釣り堀なので、シマアジやカンパチ等の放流は無く、鯛、黒ソイ、とらふぐ、サーモンが放流になりそうです。

竿とリールはメルカリとタックルベリーで買う

明日使用する予定の竿はタックルベリーで買った中古品でジャンク品のシーバス用のルアー竿1,8mです。値段は500円程度だったと思っています。何故この短竿を使おうと思ったのは後で説明します。ただ、この竿は一か所ガイドのリングが抜けていたので自分で修理してガイドを付け直すことにしました。修理内容は旧ガイドの取り外しと新しいガイドの糸巻とエポキシ樹脂塗装をしました。この作業は自分で竿を作った経験があるのでここで役立ちました。リールはメルカリで購入したシマノのやや古いですが未使用のナスキー2500番を使ってみることにします。

2500番のリールと短竿です。未使用のリールは使用時に傷が付くのが厭なので、養正テープを貼って傷が付かないようにしています。

竿のリングが抜け落ちていたので、ガイドは付け直しました。写真はガイドの糸巻の前処理でテープでガイドの仮止めをしています。ガイド仮止めでも斜めに固定すると仕上がりも斜めになるので問題となります。

ガイドの修理もする。

長く使っているダイワのブルーキャビンの二番の竿のガイドのリングが抜け落ちていました。リングが抜けたガイドは富士のIMガイドで修理は自分ですることにしました。

これは外し方の見本です。万力にガイドの手前で竿を軽く挟んで竿を手前に引き抜きます。なお、竿が傷つく心配もあるので竿に養正テープを巻いた方がいいかと思います。写真は竿は別の竿ですが、

こんな感じでガイドを抜くことができます。

トップガイドも抜かないと交換修理出来ないので半田小手でガイドのパイプ部全体を熱すればペンチで軽く挟んで抜くことが出来ます。ライターは竿が焦げるようなきがします。確か半田小手の替わりにアイロンでも出来たかと思います。

固定ガイドの接着の方法はお店の人に聞いたらグルーガンを使って接着したらいいと教えていただいたので、自宅にたまたまあったグルーガンで接着することにしました。

富士のIMガイドを釣具店で買って付け直しました。自分でガイドは直せます。ただ、お店の人にきいたら指定されたサイズを要望しても、たまにサイズの誤りもあるので竿はお店に持ってきてほしいと言っておられました。IMガイドは900円ぐらいでした。

短竿と番手の小さいリール攻める。

最近はどうも筏での竿頭になる回数が減っています。原因をあれこれと考えているのですが、メンバーでよく釣れている人はネット際でのウキ釣りが多いのですが竿は短竿です。ここの海上釣り堀は短竿が良いのではと思うようになりました。ただ、ネットの際を攻める場合は今までのわたしなら脈釣りをすることが多いのですが、明日の釣りは私も2m程度の短竿でウキ釣りで釣ることにします。

短竿の長所は

短竿の長所は長い竿に比べて手返しが早くなります。ガイド数も少ないため道糸が竿に巻き付くなどのトラブルも少なくなります。また、ネット際の付近の釣りは短竿の方が長い竿に比べ攻めやすくなります。強風時での竿の扱いも比較的容易になります。初心者方はこの短い竿を使用された方がよいかと思っています。

後記:短竿の取り扱いは長い竿よりはるかに容易です。初心者方には短竿は向いています。でも今回は釣れませんでしたので、この仕掛けが良いのか悪いのか評価は出来ません。

短竿の欠点は

私なりの考えですが、ネット際から離れた所を攻める場合はやや不向きなことと攻める範囲が限定的になります。棚取りは長い竿の方が向いています。短竿の場合は竿のしなり幅が短いので魚の取り込みが難しくなります。また、釣りの面白さは長い竿の方があります。長い竿で魚を自分の所までたぐり寄せてくるのは釣りの楽しみでもあります。

番手の小さいリールでも海上釣堀で使えるのか

海上釣堀で使用するリールの番手はドラッグ性能からも4000番から5000番程度のリールがいいのですが、これより小さい番手の2000番程度のリールを使用すると、青物をヒットした場合などはリールの巻き取りの力が弱いので取り込みに時間を要してしまうことになります。貸し切り筏の場合は時間を要しても身内なのでクレームは出にくいですが、乗り合いの場合は周囲の人の迷惑になるのでそうもいきません。ただ、番程の小さいリールの場合は軽く持ち疲れは少なくなりドラッグ性能も大きいリールより良くなります。海上釣り堀で番手の小さいリールを使用できる条件は貸し切り筏であることかと思っています。それで、明日海上釣堀は貸し切り筏で青物も釣れていないようなのでリールは2500番のドラッグ性能は4㎏のリールを使うことにします。

後記:海上釣堀に行ってきました。

鯛一匹の撃沈の釣果でした。低水温の影響かと思いますが一日中で食いあたりは3回程度しかありませんでした。というかあたりを出せませんでした。棚が間違っていたのも原因でした。てっきり食いも悪いし、鯛は底にいると思っていましたがそうではありませんでした。底から2mぐらいの所に鯛はいたようです。今回は貸し切り筏全体でも5人で12匹という貧釣、今の時期の海上釣堀は難しい。なお、竿頭の方は4匹でしたが私のかやウキを使っておられました。なお、団子餌の工夫の方法が少し見えましたので次回はこれを試してみます。

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