釣り自作好き爺

ウキを作る。(かや5)

かやの接着

かやウキのボディ部のカットを終えたらボディ部の接着の工程に入りますが、まず、あらかじめかやのトップ部と足部にソリッドを押し入れた後、糸巻で仮締めしておきます。仮締するのはかやが型に馴染んできて後々の工程がやりやすくなるためです。なお、かやの絞り角度がきついと糸が滑って上手く巻けません。この時は両面テープをかやに巻いてから糸巻をすると滑らないので上手く巻けて、かやを絞れます。

かやのカット部に両面テープを巻いて、この上から糸巻を行うと、糸が滑らずに上手くかやを絞れます。

アイロンの温度設定を中温にして、糸巻をしたかやを当てていきますと、更にかやが絞れます。ただ、両面テープが溶けてアイロンに引っ付くことがあります。値段の高いアイロンでこれをやると家の者に叱られます。

トップ部と足部も同じ工程ですが、かやに差し込むソリッドは先を細くしておきます。2.5cm程度をかやに差し込みます。

かやにソリッドを入れてかやに糸を巻いていきます。この時に合わせ目の確認とソリッドの中心合わせもします。ブレがあるとまき直しです。この段階ではまだ接着はしません。

糸巻後2,3日以上あけて馴染ませた後、糸をほどいて接着に入ります。接着のときは薄い刃のカッターナイフに接着剤を付けて切れ込み箇所に入れていきます。

糸を巻くときは合わせ目が重なっていないかを確認しながら巻いていきます。巻くときは下からでなく真ん中から巻いたほうが巻きやすい。

巻き終えるとかやを回してみて、ソリッドの上下のぶれを直していきます。ぶれが直らないようでしたら、糸をほどいて正しくソリッドを入れて再度糸の巻き治しです。

次にテーブルなどに置いて手で転がして、ソリッドの端が上下しないかを確認し、手で押さえてぶれを直していきます。1時間ほどおいて、再度ブレの確認と補正をします。硬化は遅い

トップ部の接着も足部と同じ方法です。なお、トップ心材のソリッドはあらかじめパイプトップが心材に入るように心材を紙やすりで削っています。また、パイプトップの接着はこの時はしません。

接着には1日以上はあけていま。この後、糸をほどいていきます。接着が合わせが上手くいったのかのわくわく感があります。失敗していたら捨てたりします。

合わせ目のチェックをします。比較的綺麗でした。合わせめが完全に塞がっていなければ再度、この箇所に接着剤を流して糸巻をして塞いでいきます。

かやの角を無くす。

私はかやの成型の際に耐熱ガラスの成型器は使いません。理由には、火災の恐れもあるのでアルコールランプを室内で使いたくないこともあります。そこで、現在はガラスの成型器に代わるものとしてかやの成型にはアイロンを使っています。
ただ、これを使って成型してもかやどうしの接着箇所は角張ります。このため、接着が完了して糸をほどいた後、角張っていない金属やプラスチックなどでこすってかやの合わせ目の接着箇所の角を取っていきます。この作業で完全ではありませんが少しは角が取れます。

一番下のかやの成型は失敗しました。合わせ目が重なって形がいびつになっています。これは外皮が薄いかやに起こりがちです。外皮が厚いかやの場合はあまり起こりません。

接合部は強い力が加わると割れたり海水が入ることもあります。特に足部の箇所は注意が要ります。この対策として極細の絹糸などで小口に糸巻をしています。小口の1mm程度巻けば良いかと思っています。絹糸は瞬間接着剤で止めていきます。ただ、塗装時にこの糸巻の段差がでます。

この作業が終われば、最終工程の塗装に入ります。

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