棚取りおもり(その2)

配管パテの棚取りおもり(手作りコーナーで紹介)は釣堀のネットの網目が3cm程度なら有効ですが、網目が4cm程度ならパテが大きくなるので有効ではありません。この場合はステンレス製の魚の串やバーベキューの串を利用して棚取りおもりを作成しています。

(ご注意)まだ、実際には試していませんが、大丈夫かと思います。

ダイソーの魚串が最適かと思います。

作成工程は以下のとおりです。
①百均ショップ等でステンレス棒(太さ2mmで直線部の長さが21cm以上)を用意します。なお、ダイソーの魚串なら30cm近くあります。
②棒の長さは21cmですが、先端が尖っている場合や棒状でない場合は両サイドをカットし太さを均一にします。
 カットの方法は金のこよりも金属用の角ヤスリを使用した方がカットし易く、ヤスリで半分程度削ったら曲げて折ります。切断面は尖っていて危ないのでヤスリでバリとりもしておきます。
③棒の端から3.5cm、7cm、7cmの箇所に目印用にマーキングします。両サイドは3.5cmになります。なお、この寸法はお好みで変えても網からでなければ問題はありません。
④ペンチでマーキング箇所の3箇所を角度が60度になるように曲げていきます。
⑤次に中通しの長型おもり3号(2号か4号でも可)を片方サイドから挿入していきます。
⑥おもりを中央部にしておもりが位置ずれしないように接着剤で固定後、両サイドに糸を巻きつけ瞬間接着剤を付けておもりがずれないようにしても構いません。
⑦下の写真の様に上部にビニールテープを1枚では弱いので3枚程度を棒をまたいで貼って強度を持たせます。
⑧テープの二箇所(1㎝間隔程度)に1mm程度の穴をあけます。
⑨蛍光塗料をおもりに塗装しても構いません。

おもりをステンレス棒の中央に配置させて、隙間に瞬間接着剤を流し込んでいきます。次におもりの両端を糸巻してこれにも接着剤を付けていきました。糸巻は必要かどうか迷っていますが、とりあえずこの作業をしています。

下地に白色のアクリル絵具を塗って、2日以上かけて乾かしてから黄色の蛍光塗料を塗ります。

針かけ用にビニールテープ2枚から3枚を貼り合わせていき、針をかけるための穴を千枚通しなどで穴を開けます。テープ上部は斜めにカットしています。

なお、蛍光塗料を塗っているのは、青物用仕掛けの使用も意識しているためです。また、おもりの号数を3号程度にしているのは、この重さが青物用仕掛けにはちょうどいい重さと思っています。なお、棚取りおもりだけの使用でしたらアクリル絵具と蛍光塗料は塗る必要はありません。

この棚取りおもりの耐久性は今のところ問題は無いかと思っています。

次回ぐらいにでも蛍光塗料の塗り方とこのおもりを使用した青物用仕掛けを紹介します。
私は既にこの青物用仕掛けでウグイを餌に試していますが・・・

なお、仕掛け作りを簡単にすませたいなら棚取りおもりの(その1)の「パテを利用した改良版」を==>棚取りおもり(その1)

ダイソーのミニ焼き網とコーナンの配管パテで棚取りおもりを作る。一個あたり100円代です。

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